著 須田仁之
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ソフトバンクグループで働いてた 須田仁之(きみゆき)さんの 「捨てる。手を抜く。考えない。」を
読了したのでご紹介。
著者の須田さんは本を読むまで存じ上げなかったが、ソフトバンクグループで働いており
通信事業「YahooBB」の立ち上げなどに関わっており、ソフトバンクの孫正義さんの下で活躍されていた方らしい。
たまたま本屋を徘徊していたところ、読みやすそうだったので手をとってさっと読んだら共感する部分が多かったので
購入。
「yahooBB」の立ち上げの時の話もできてたが、
通信事業ではプロフェッショナルと思われているソフトバンクが、意外にも
アナログな営業手法をとっていたり、孫さんが意外にもオラオラ系!?の上司だったりする表現もあったり。
勝手にメディアのイメージで温厚なイメージがあったんですが、短期間であれだけのグループを作るとなると
そういう部分もないとできないだろうと改めて納得。
成果が出ない人ほど思考したがる傾向があるのは
考えることがとても高尚なもものと勘違いし、
凡人であるにも関わらず、同じような考えを無限ループで考えて生産性が上がらない。
とか
優先順位ばかりに気をとられていても、作業効率がよくならないなど
自分にとって耳の痛い内容になってますw
巷では目標設定をすることを大事に思われていますが、できる人も少ないと言っています。
出来る人は目標設定してプロセスを確認しながら進めればいいですが
しなくても出来るときは出来るし、本質を見極めないと怪しい情報商材にたどり着くようにも言っています。
昔だと貴重だと思った情報が ”ググる”ことによってある程度解決します。
自分がオリジナルだと思ったことが、”ググる”と同じような考え方の人やモノがたくさん
でてくることに気づきます。
オリジナルを求めるよりもとにかく、大なり小なり”ものまね”の連続だということに気づけば
もっと違う方向に頭を使うことができます。
大手企業に入れば必ず、人の管理、モノの管理、情報の管理などいろいろな管理を
自然にさせられることになります。
働き方改革で効率を上げるためには、完璧な仕事管理ではなく
やること と 抜くこと
の整理をしないといけない
綺麗ごとではない術
を学ばなければいけないということを気付かされる一冊です。

捨てる。手を抜く。考えない。月460時間労働から抜け出した私の方法 [ 須田 仁之 ]
